お知らせ

2022.12.19

「ぐらロイド」採用実績 累計300現場に到達

出荷台数が過年度比約10%増 本年9月のNETIS取得も後押しに
ぐらロイド(広域傾斜検知)につきまして、本年12月15日現在において、建設現場での採用実績が累計300現場に到達したことをお知らせします。
広域監視にあたっての機器設置費の縮減や機器設置工程の短縮が期待される製品として、本年9月に国土交通省九州地方整備局により国土交通省新技術情報提供システム「NETIS」として登録されたこともあり、10月および11月の累計出荷台数が過年度平均に比べ約10%増加し、採用実績が累計300現場に到達しました。
 
NETIS番号:QS-220013-A
技術名称:広域傾斜検知システム「ぐらロイド」
 

 

■ぐらロイド 概要
広域エリアに複数の傾斜センサ(子機)を設置し、地すべりや土石流等の発生により傾斜量が警戒値を超えた際にメールやパトランプにより、管理者や作業員にアラートを通知する技術です。子機から親機へのLPWA(LoRa)通信によるデータ送信後、親機からLTE回線によりクラウドサーバにデータを送信します。
 
・子機・親機間は見通し1km(但し、環境に依存する)の長距離通信が可能
・省電力化により子機は市販の単三型電池(リチウム乾電池推奨)2本で1年間以上の稼働が可能
・1台の親機に対して子機を最大50台まで接続可能
 
上記の特徴を有するため、広域監視にあたっての機器設置費の縮減や機器設置工程の短縮が期待される製品となっております。また、土砂災害検知のほか、建設現場の土留め鋼矢板や作業足場、仮囲いなどの傾きの監視にも活用できます。
 

■ぐらロイド 製品ページ
https://www.gembaroid.jpproduct/lpwa-incline.html